「超能力」が必要な会話

35年以上同居している “お偉い” ネパール人男性氏であるが、ネパール語の会話に主語がない。「カトマンズに戻ってきてから連絡をすることになっていて」って、戻ってくるのは誰なのよ。クライエントさんのことなの?あなた自身のことなの?

固有名詞もない。「(某ネパールの)オンラインサイトと、競合相手のサイトとどちらが確実な情報なんだろう(と、こちらはサイト名の固有名詞を出して尋ねて)」「ああ、****サイトは****政党寄りで、xxxxは “あいつ” の資金援助が入ってるって噂だよ」って、その “あいつ” って誰なのよ!普通、個人ですよね、あいつ。正解は、某国政府。せめて、”あいつら” と複数人称代名詞にしてほしい。

同じ業界で仕事をしていて、普段からツーカーの相手なら、通じると思う。が、その他の人たちとなら、ネパール人同士でも通じないんじゃないかな。しかも私、一応ガイジンなんですけど。ネパール語での会話は問題ないけれど、超能力はありません。

35年間、ずっとこれ。ああ、メンドウくさい!

こんなところにKFC(KKFCも)

ワールドワイドなファーストフードチェーンKFCは、ネパールでも展開している。最近、「こんなところに」という立地で新設された5星ホテルに併設する建設途中のモールに、むりくり感を感じるKFCが出来たので探検に行ってみた。

https://maps.app.goo.gl/Ee3PayXiGg7vTTHS9

元は場末の映画館であったところをモールに作り替えているようで、同一の敷地に建てたホテルと同一の地元企業体が経営している。本来おハイソな雰囲気が必要な施設だが、周囲はごみごみとした街並みと、郊外幹線環状道路(リングロード)に面して空気もよくない。

モールの入り口はKFCありまっせ!で、中に入ると

と、頑張って作ってます!地階の奥に

あったわ、KFC….

タッチパネルの注文機がでーんとあるだけで、カウンターには人の気配がない。イートインスペースもあるのだが、客もいない。こんにちはぁ!と呼ぶと奥から面倒くさそうな店員さんが出てきて、注文は機械でと。カウンターでは注文できないのか聞くと、出来るけど機械でやってと言う。メンドクサイからやりたくない、と、顔に書いてあった。注文したら、ちゃんと調理できるのかしら、この店。

どうせならチキン食べて食レポもしようと思っていたのだが、違和感を感じる飲食店では飲み食いしたくないので、じゃあまた….と言ってさっさと撤収した。

こんなにやる気のないKFCは、世界でも珍しいんじゃないかな。近隣の他のKFCはいつも元気に対応してくれて、客足もよいことはKFCネパールの名誉のために付け加えたい。飲食店は立地が大切!ということを思った次第である。同時に、こんな場末にまで世界的ファーストフードチェーンが出店するネパールは、貧しくもなし・貧しくもあり。このモールも他の店舗が入り人が集まるようになれば、普通のKFCになることだろう。(私史上)世界一奇妙な雰囲気のKFCを味わいたいなら、今を逃すな、だよね。

モールに併設するホテルのGMは古い友人でもあり、ご商売を非難する意図のないことを付け加えたい。珍風景として面白がっているだけで、モールは大繁盛でホテルも千客万来になることを願っている。


ところで、カトマンズにはKKFCという地元のファーストフード・チェーンがある。

クリスピー・クランチー・フライドチキンで、KKFC….だってさ。

雄鶏さん、目が “いっちゃって” るんですけど、大丈夫っすか?

ヤギ肉、マトンより安価で、宗教的にも許容されやすい鶏肉は、ネパール庶民にとって家族や友人と外食しやすい選択肢となる。チキンを巡るおもしろ徘徊は、継続していきたい。

フライパンでパンを焼く

パンそのものを自宅で焼くのではありません。お店で買ってきたパンを、トースターではなく「フライパン」で焼いて(トーストして)みよう….という話に過ぎません。

日本のような食パンでなく(パタン市内に、日本式のパン屋さんもあり)、欧米系在留外国人やおしゃれネパール人を顧客とするお店で、ドイツ式の酸味のある硬いパンや、雑穀が入ったマルチグレインのパンを買ってくる自分です。これらを普通にオーブンで温めると、表面も中もカリカリとなり、それはそれで歯ごたえがあって美味しくいただいています。時に味変ということで、外はカリッと中はもっちりさせるには….

  • フライパンを温めておく(バターやオリーブオイルは好みで)
  • フライパンで片面を焼く
  • 焼き色がついたらもう片面を焼く。この時少量の水をフライパンの側面から入れて、蓋をして蒸し焼きにする。好みでスライスチーズをのせてもよい(水が多いとパンの表面がベチャっとするため、焼く前のパンに水を塗って湿らせておくという方法もあり)
  • 焦げる前に、出来上がり!

スチームの出る高級なオーブントースターの手順を、手動でやっちゃおうというものですね。ウェブに公開されている多数のレシピを見るに、チーズは削り器で削ってふんわり乗せて仕上げに黒胡椒とか、美味しそうなものがたくさんありますが、カロリーについては皆様の自己判断でお願いいたします。

この方法ですと、中身ずっしり系の雑穀パンも “カリッ&ふんわり” で、朝ごはんの幸福度が上がること間違いなしです。「記事に写真はないのか」って、もっともですが、パンが冷める前に食べるが正義と、シャッターを押すひまもございません。

寒くないけど、寒いカトマンズ

真冬のカトマンズ。ヒマラヤを望む高原都市(標高は軽井沢程度の盆地)であるが、緯度は奄美大島くらいと南なので、気温は特別低くない。本日、昼間は日差しが温かく気温は20℃前後あり、朝晩は5℃程度。日本で考えれば厳寒とは言えないだろう。

なのに、泣きたいくらいに寒いのだ。特に日が陰って、翌朝日が高くなるまでの間は布団から出られない。家がレンガと鉄筋コンクリートで作られ、断熱材が入っていない。木材で作られた窓枠やドアの隙間もあるし、特に我が家は、家の真ん中が”でーん”と吹き抜けなのだ。吹き抜けに面して壁のない(二階に位置する)家族の居間にいると、家の動きが感じられる良さがあり、夏は風通しもよい。ここで寒い時期は毎年2~2.5ヶ月だけで、暑い時期の方が長いからの造りと言えよう。

これを乗り切る味方は、ガスストーブ

日本のような都市ガスはなく、台所で使うのと同じガスシリンダーを直接つなぐ構造だ。この時期、インドさまがLPGガスの供給を止めてしまったりすると凍える

以前は「ガスは煮炊き用!暖房に使うなんてゼイタクな」と言って、灯油ストーブ一辺倒だったネパール配偶者氏もすっかり”街の人”になり、(多分精製が悪くて)独特な臭いがする灯油じゃなくてガスストーブにかじりついている。

今週木曜1/15は真冬が終わるというMaghe Sankrantiという祭りで、1/23は春を告げるBasanta Panchamiとなる。いい季節になったなぁ~と思っていると、3月に入ってすぐのHoliの頃からは真夏となり、6月の雨期入りまでの間、乾燥した酷暑となる。

若い頃は冬が大好きだったのに、歳を取るに従い、夏の方が”よき”な体質に変化してきたようだ。日本と比べて、真夏の厳しさが@KTMがマイルドだからこそでもある。